カレンダーの通知見落とし防止のMacアプリ「In Your Face」が便利すぎた
ここ数年、本気で悩んでいたのがカレンダーの通知見落とし。
オフィス出社時代は、同じミーティングに参加する同僚が「そろそろ時間だから会議室へ移動しよう」って声をかけてくれたものですが、在宅勤務になるとそうもいかず。(もともと他人に頼りがちだったのも問題ですが)
仕事のカレンダーはGoogleカレンダーを利用。通知を見落とさない人って素直にすごいなって思ってました。自宅ではウルトラワイドモニターを使っていて、通知が画面右上にポップアップ表示されていても、画面の左のほうを見ながら作業に没頭していたら、通知に気づかないことがよくありました。
会議10分前の通知に気づいても、10分後、開始時刻にはすっかり忘れていることも。重要な会議の前は時間が気になってしまい、業務に集中できないこともありました。
Googleカレンダーの通知は、デスクトップ上にポップアップ表示する他に、メール通知やSlack通知もありますが、基本的に通知オフにしたい僕には合いません。
そんな時、やっと見つけたのが「In Your Face」というアプリです。ただし、Mac専用アプリなので、Windowsでは使えません。
「In Your Face」の便利な点を紹介します。
Contents
便利なところ❶ 画面全体に通知が表示される
こんな感じで、カレンダーの通知がデスクトップ画面全体に表示されるんですよ。すごくないですか?
こういうアプリが欲しかったんですよ。これなら絶対気付ける!!
便利なところ❷ 通知画面からオンラインミーティングへ参加可能
通知画面上に、ZoomやGoogle meetなどのオンラインミーティングへのリンクがあるんですよ。だから、わざわざカレンダーを開かなくても、通知が表示されたらそこからワンクリックでオンラインミーティングへ参加できるんです。便利すぎる。。
このおかげで僕は、ミーティングに遅刻するどころか、一番にZoomに入ることが増えました。
便利なところ❸ 通知対象の予定を選べる
カレンダーには、招待されたものの参加しない予定や、ミーティングではなく自分のタスクを登録している場合もあります。これらが全部、デスクトップ画面全体に通知が表示されたら邪魔です。
そんな人に向けてだと思うのですが、フィルター機能が充実しています。参加を承諾した予定だけ通知するとか、オンラインミーティングの設定がされている予定だけ通知するとか。
ほんと、かゆいところに手が届いてます。
便利なところ❹ リマインダーも通知できる
iPhoneやMacに「リマインダー」アプリってありますよね。その内容も通知できるんです。
僕の場合、iPhoneとMacに同じApple IDを設定しているので、リマインダーの中身が同期されています。Macを開けないときに思いついた内容をiPhoneのリマインダーアプリで設定しておいて、あとでMac側で通知を表示させて忘れないようにしています。
便利なところ❺ オフラインアプリ
この「In Your Face」アプリ自体にGoogleカレンダーのアクセス権を付ける必要がない点は、セキュリティを気にする人にとっては嬉しいところではないでしょうか。
GoogleカレンダーとMacのカレンダーアプリを同期して、「In Your Face」アプリはMacのカレンダーへアクセスします。
「結局Googleカレンダーの中身へアクセスするんだから一緒じゃん」って思う人もいると思うのですが、この差は大きくて、おそらくセキュリティを重視する企業に勤めている人にとっては、業務利用できるかできないかの分かれ目になると思います。
便利なところ❻ Googleカレンダー以外のカレンダーにも使える
前章の通り、「In Your Face」アプリはMacのカレンダーへアクセスするため、Macのカレンダーへ同期できるカレンダーであればどれでも対応します。
僕はGoogleカレンダーしか試していませんが、設定画面を見る限り、以下のカレンダーは使えると思われます。
注意点
ここまで便利な面を紹介してきましたが、注意点もあります。
一つは、パソコンを起動していないと通知に気づけない点です。いくらデスクトップ画面全体に通知が表示されるとはいえ、パソコンが起動していなかったり、スリープ状態であったりした場合、通知には気づけません。「お腹空いたからコンビニ行こー」みたいに席を立つときは、次のミーティングの開始時間を把握しておく必要があります。
もう一つは、有料サブスクリプションだという点です。プランは三つあり、僕は年払い $19.99/年 にしています。営業日で換算すると、1日あたり12.5円程度です。僕の悩みの大きさに比べれば、かなり安い金額でした。とはいえ、いつまでも払い続けるのもちょっとあれなので、時間ができたら似たようなアプリを作ってみようかななんて思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。