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在宅勤務の僕が、育休を取ることにした4つの理由

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先日、第1子が産まれました。僕は在宅勤務なので、育休を取らなくても妻と子供の側にいることができます。それでも、1カ月間の育休を取ることにしました。その理由を4つ紹介します。

(1) 妻からのリクエスト

受動的に感じるかもしれませんが、大切な前提条件なので、最初に書きます。

以下の記事にある通り、一部の女性は、男性の育休取得に対してネガティブな意見があるそうです。

また、インターネットやSNS等で検索すると、「男性の育休取得は、男性側の自己満足ではないか?」というコメントも見かけます。

僕の場合は、妻の賛同を得ていることを、最初にお伝えします。

ちなみに、妻が僕に育休を取得して欲しい一番の理由は、「生まれてからすぐに子供と主体的に関わることで、育児に当事者意識を持って欲しい」とのことです。

(2) 会社員である僕の代わりはいても、夫の代わりはいない

僕は在宅勤務なので、もしかしたら仕事の傍らで、子供の面倒を見ることができるかもしれません。やってみないと分かりませんが。。

ただ、仮に、子供の面倒を見ることができたとしても、交通事故並みと言われる出産のダメージを負った妻のケアを誰が行うのでしょうか。産後のホルモンバランスの変化によって起こると言われているマタニティブルーズも、どの程度つらいか、分かりません。

妻のサポートを24時間体制で行えるようにするため、育休は必要なのではないかと思いました。

「市長の代わりはいても、夫の代わりはいない。」という、大阪府高槻市の元市長である江村さんの有名な言葉が記憶に残っているのもあります。(育児ではなく介護の話ですが)

会社に僕の代わりはいくらでもいますが、夫の代わりはいません。もし僕が育休を取らなかったことによって、妻との関係が悪化したとしても、会社は何の保証もしてくれません。

育休を取らずに後悔することはあっても、育休を取得して後悔することはないのではないかと思いました。

(3) 職場の仲間が育休を取りやすくするため

もし僕が育休を取らなかったら、職場の仲間が育休を取りにくくなるかもしれません。反対に、僕が当たり前のように育休を取れば、「この会社は普通に育休が取れるんだ」と思ってもらえるでしょう。

まだ創業3年ちょっとの若い会社に勤めているので、「当たり前」や「普通」というものがありません。僕が育休を取ることによって、少しでも育休を取りやすい雰囲気を作れたらなと思いました。

とは言え、同じチームの仲間には、僕の育休中は負担をかけることになるので、正直なところ迷いました。少数精鋭の小さなチームなので、一人抜けると大きなしわ寄せが発生します。

快く育休を受け入れてくれた仲間たちには感謝しかありません。

(4) 育休を経験してみたかったため

2022年4月から、企業が従業員に対して、男性育休取得を促すことが義務化されます。男性の育休取得について関心が高まっており、「取った方が良い」という意見や、女性側の「取らないで欲しい」という意見など、様々あります。

実際に経験してみないと、自分なりの意見が見つからないので、育休を経験してみたいというのも理由のひとつです。

なぜ1カ月の育休にしたのか?

今回、1カ月間の育休を取得します。その根拠は、、、なんとなくです。初めてのことなので、1カ月が妥当かどうか全く分かりません。

ただ、妻の産褥期や、収入の面、仕事への影響の面を考慮して、1カ月としてみました。

実際に育休を取得してみてどうだったかについては、また記事を書こうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2021.12.19 追記
「実際に育休を取得してみてどうだったか」について書きました。