有線LANを速くする2つの方法
この記事では、Wifiの遅い原因が有線部分にある場合の対応方法について、具体的にお伝えします。以下の記事の続きとなっておりますので、もしまだ読まれていない方は、ぜひお読みください。
方法1. インターネット回線もしくはプロバイダを変更する
プロバイダって何?
と思われた方、こちらのサイトに説明がありますが、難しいので以下をイメージしてください。
・インターネット回線 = 高速道路
・プロバイダ = 高速道路の料金所
高速道路が混んでたらスピード出せませんよね。高速道路は空いてるけど、料金所の手前だけ渋滞になっているような場合でもスピード出せませんよね。
つまり、インターネット回線とプロバイダの両方が快適でないと、有線LANは速くならないのです。
私の経験上、インターネット回線はフレッツ光やドコモ光のような”光“が付くものであればどれも大差なく、プロバイダのほうが速度へ影響します。
実際、プロバイダを変更しただけで速度が数倍速くなったこともありました。
今、どのインターネット回線でどのプロバイダを使っているか分からない!
そんな場合は、請求書を探して見てみてください。
例えば、インターネット回線はフレッツ光で、プロバイダはOCNといった感じで個別の明細が書かれていると思います。
最近は、インターネット回線とプロバイダがセットになっていて明細が書かれていない場合もあります。(ソフトバンク光やNURO光など)
この場合、プロバイダだけの見直しができず、インターネット回線とセットで変更する必要があります。
じゃあ、どこの回線が良いか?
それは一概には言えません。それは場所や時間帯によってまちまちだからです。
例えば、「東名高速道路は必ず混んでる」とは言いませんよね?
区間ごとに混み方も違いますし、時間帯によっても違います。新しいサービスエリアができたらお客さんが増えて一層混むかもしれないですし、車線増やして混雑が解消するかもしれません。
インターネット回線も同じで、いま速い回線でも将来は遅くなるかもしれないですし、昼は速くても夜は遅いかもしれません。ただ、私の周りの口コミだとNURO光は満足度が高いようです。
方法2. 引越す
マンションの場合によくあるのですが、せっかくの速い光回線がマンションの共有部までしか来ておらず、そこから各部屋へは遅いケーブル(電話回線もしくはLANケーブル)でつながっているパターン。
興味ある方はこちらに説明がありますのでぜひご覧ください。私も以前はVDSLという方式だったので、かなり遅かったです。
先ほどの高速道路の例で例えるなら、高速道路がマンションの入口までしか敷かれておらず、そこから各部屋へは細い下道になっているイメージです。
自分の家はどうなんだろうと思った方、見分けるのは簡単です。
Wifiルーターから出ているケーブルを辿っていくと、壁に穴があります。以下のどのタイプになっているでしょうか。
一番左のような”光コンセント”というタイプであれば、部屋まで光回線が来ているので速いです。
“モジュラージャック”もしくは”LANポート”でしたら、一定以上の速度は見込めませんので、次に引越すときはぜひ光コンセントのある部屋へ引越してみてください。かなり快適になりますよ。
この記事がきっかけで、あなたの有線LANが少しでも速くなりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。